侮れない!住居がメンタルに及ぼす影響

引っ越しをしてから、突然、無気力になってしまった。

 

・・・そんな話を時々耳にします。

 

例えば、それまではアウトドア派で休みの旅に遠出していた人が
新居に移ってからどうにも外に出る気分になれず
引きこもりのような状態になってしまった・・・とか。

 

それも、夫婦そろってそんな調子で、
プライベートでも仕事でも
原因不明の無気力に悩まされているそうです。

 

また、お子さんが生まれ、念願のマイホームも手に入れ、
「さあ、これからバリバリ働いてローンを返済していくぞ!」
と誓った矢先、うつ病を発症して休職に追い込まれてしまった
なんて話もあります。

 

原因は特定できない場合が多いようですが、

 

家相も一つの一因になり得ることは否定できません。

 

なぜなら、「別の物件に引っ越したら状況が改善した」
というケースも多いからです。

 

こういった体験を経て、
「それまで、風水や家相は全く気にしていなかったけど、
そういう目に見えない力の影響は否定できないのかもしれない」
と思うようになったという方も少なくないのです。

日の光を意識した間取りになっていますか?

無気力の原因として、建材に使用されている
様々な化学物質の影響を指摘する専門家もいます。

 

例えば、壁紙に使用されている接着剤、断熱材、
(賃貸物件の)リフォームの際に使用される消毒薬・・・等。
これらに含まれている、人体に有害な成分が
あらゆる不調を誘発しているのではないかというわけです。
(ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン等)

 

いわゆる、「ハウスシック症候群」と呼ばれる症状ですね。
無気力の他に、皮膚の痒みや謎の咳、
吐き気、めまいなどの身体症状が出ている場合は
一度、化学物質の濃度を測定してもらったほうが良いでしょう。

 

ただ、最近は国の規制も消費者の目も厳しくなっていますから、
どこのメーカーも化学薬品の使用には慎重になっています。
特に新築物件であれば、
ハウスシック症候群を引き起こすような建材はまず使われていない
と考えて良いでしょう。

 

2003年7月に建築基準法が改正され、シックハウス対策が強化されました。
内装の仕上げなどに制約が課せられ、
例えば木材の防腐・防蟻対策に使われていたクロルピリホスを添付した建材は
原則的に使用が禁止されるようになりました。

 

では、無気力の原因として他にどんな要素が考えられるのか?

 

家相学の観点から考えると、最も重要なのは「日当たり」。

 

私たち人間も自然の一部ですから、適度に日光に当たらないと
心身に様々な不調をきたします。

 

具体的には、

 

セロトニンという神経伝達物質の分泌が不足して
うつ病を発症しやすくなるのだとか。

 

窓の位置や家具の配置、カーテンの素材やデザインを見直して、
適度に日に当たる生活を心掛けましょう。

 

特に、朝日を浴びることは心身のスイッチを切り替える作用があり、
体内のリズムを整える上で非常に重要!
東側に窓があるのであれば、
朝は必ずカーテンと窓を開けて朝日を浴びましょう。

 

家相や風水学的な観点から見ても、
朝日には「やる気アップ」「行動力アップ」の効果があります。

 

子供の無気力に悩まされている場合は、
家の中心から見て東側の部屋に子供部屋を配置しましょう。
たったそれだけのことでも、
子供の様子が目に見えて変わっていくそうです!

家相より重要?地相の作用は無視できない!

謎の無気力の原因として、
実は家相よりも強い影響力を持っていると考えられるのが「地相」です。

 

例えば、昔は池や沼だった場所を埋め立てて宅地にしたという場合。
家相・風水的に見ると水の気=「陰」の気が溜まりやすいということになり、
メンタル面にもネガティブな影響を及ぼすリスクが高いと考えられます。

 

近くに大きな鉄塔や電柱がある家も、
地場の乱れから自律神経失調症を誘発する可能性があります。

 

周囲を高い建物で囲まれている土地というのも、
心理的な圧迫感からあらゆる不調をきたすことがありますよね。

 

また、古戦場の跡地や墓地、
事件や事故で人が亡くなった土地など、
いわゆる「いわくつきの土地」も
亡くなった方の“念”による影響を受けやすいと考えられています。

 

実際、

 

「全く卵を産まなかった鶏が、引っ越しをしたらどんどん卵を産むようになった」

 

なんて話もあるんですよ。
目には見えない何かしらのブロックが働いていたということですよね。

 

建材や家相には問題がなさそうだけど無気力が改善しない。
そんな時は、その土地のルーツをを探ってみましょう!