寝室を整えることの重要性

十分な睡眠時間を確保しているはずなのに、
どうにも疲れが取れない。

 

朝、スッキリと目覚められない・・・。

 

それはおそらく、家相に問題があるのでしょう。

 

風水や家相学では寝室の環境を重視します。
なぜなら、私たちは眠ることで
“気”を入れ替えているから。

 

古い運気を排出して新しい運気を取り込んでいるのですが、
この新陳代謝がうまくいかないと
心身ともに不調をきたすようになってしまうのです。

 

では、良い家相の寝室とはどのようなものか?

 

大事なのは、寝室を含めた「部屋割り」にこだわるということ。

 

例えば、水回りや火気の設備が家相的に見て好ましくない配置だと
家族の健康運に悪影響をきたします。

 

まずは基本的なレイアウトを押さえること!
その上、家族それぞれの寝室の方位を検討しましょう。

寝室はどの方位に作るのが良いの?

家相学では、「子供の寝室は東方位が良い」と言われています。
ですから、家の中心から見て東側の部屋に子供の寝室を、
大人の寝室は西側に作るというケースが多いですね。

 

なぜ、子供の寝室は東が良いのかというと、
東は太陽が昇る方角だからです。

 

朝日を十分に浴びることで生物としての体内リズムが整い、
これは心身の安定にもつながります。

 

もし東側に窓がないのであれば、
子供の寝室は南側でもOK。
とにかく、「採光」を重視して部屋を割り振るのがポイントです。

 

南側に子供部屋を作ると「落着きのない子になる」という説もあります。
しかし、考え方によっては、
それだけ成長に欠かせないエネルギーがあふれているということ。
日当たりの悪い北側に配置するよりは、南が正解です。

 

また、図のような「家族定位」「九星方位」「十二支方位」を元にして
家族の寝室を決めるという方法もあります。
基本的にはこのうちのどれを用いてもOKなので、
選択肢の幅は広いですね。

 

寝る時の「向き」も重要!

家相学や風水では、寝室のレイアウトもさることながら
「枕の向き」も重要視します。

 

一般的に「北枕は縁起が悪い」と思われていますが、
家相・風水的に考えると頭を北に向けて寝るのが最良!
地球の磁場や“気”の流れに沿った向きなりますので、
寝ている間の運気の循環がスムーズになるのです。

 

実際、古くから、身分の高い人は北枕で寝ていたようです。

 

また、成長段階にある子供や
仕事運・成功運アップを望む方には東枕もオススメ!
朝日のパワーをグングン吸収して、運気も活性化するはずです。

 

加えて、ベッドとドア、窓との位置関係にも要注意。
頭上に窓があると、外からの音や光が気になって安眠できなかったり、
ドアに近すぎると、家族の物音が気になってしまったり・・・。

 

安眠できる寝室環境にするためにも、以下の3つを心得ておきましょう。

 

  • 頭上は壁で、梁がないこと。
  • ドアとベッドの間には適度な距離をもたせること。
  • 頭をドアに向けないこと。
  • カーテンやシーツなどのファブリック類は、淡い色調の物を選ぶ。

    (※安眠には、副交感神経を活性化させるブルーやグリーン系がオススメです。)

  • “気”が乱れるので、ぬいぐるみ等はなるべく置かない。

 

仕事のパフォーマンスを上げるためには
心身が安定していることが大事。
それには、質の高い睡眠が必要不可欠です。

 

家相学や風水を元に、ホッとくつろげる
「居心地の良い寝室」をコーディネートしましょう!