収納スペースは多いに越したことはない?

マイホームを建てるなら、収納スペースはたっぷり欲しい!
物をしまい込める収納スペースは広ければ広いほど良い!

 

そのような希望をお持ちの方は多いようですが、
家相から見ると

 

広すぎる収納スペースは決して吉相とは言えない

 

のだとか。

 

確かに、収納スペースが少なすぎる家は
物が片付かず、風水的に見てもNGです。
しかし、逆に、建物の大きさに対して
あまりにも収納スペースが大きすぎる家というのも
建物そのものの“気”や住む人の運気を下げてしまうのだとか。

 

今すぐには使わないもの、不要な物を“置く”ためのスペースですから、
空間のエネルギーに動きがなく、
運気が活性化しにくい=「生気がない」状態になりがちです。

 

ですから、マイホームのプランニングで
収納スペースの大きさを考える際には
「荷物の量に合わせて」ではなく
「建物全体から見たバランス」を重視すべきです。

収納スペースに方位の吉凶は関係ない

家相では、鬼門(北東)や裏鬼門(南西)に
水回りや玄関を作ることはタブーとされています。

 

じゃあ、この方角に何を作るか?

 

安全なのは、収納スペースです!

 

家相学から見て、収納スペースには方位の吉凶がないので
家の中心から見てどの方角に設けたとしても
それは吉相にも凶相にもなりません。

 

一部では「物置も不浄のスペースだから鬼門、裏鬼門はNG」
とされていますが、正式な家相学では
方位を問わないようです。

 

ですから、「あれもダメ、コレもダメ」と
使い方に困る鬼門・裏鬼門の方位に収納を作れば
建物が凶相になるのを防ぐことになるわけです。

 

ただ、鬼門や裏鬼門の方角は
もともと採光や通風で難アリな方位・・・。
湿気が溜まりやすくジメジメしているので、
放っておくと大切な衣類や寝具が
カビ&ダニだらけになってしまいます。

 

鬼門・裏鬼門に限らず、
収納スペースにも窓や換気扇を設けて採光・換気を心掛けましょう。
除湿剤や防虫剤の設置も必須ですね!

デッドスペースを有効活用!

「新築のプランニングをしているんだけど、
面積の都合で十分な収納スペースを確保できそうにない。」

 

そんなお悩みを抱えている方は、

 

「壁面収納」

 

を取り入れるように提案してみましょう。

 

収納から荷物を出し入れする場合は、
扉の開閉をすることを考えて
スペースにちょっとした余裕が必要ですよね。
場合によっては、置いている家具を
いちいち移動させる必要があります。

 

その点、廊下に面した壁面収納なら、荷物の取り出しもスムーズ!
何かを寄せて、それを元の位置に戻して・・・
なんて手間も要りません。

 

これ、思った以上に家事の効率が上がりますよ!

 

ただし、キッチンの近く、上階に当たる部分に
収納スペースを設けるのは避けたほうが良いでしょう。
火事が発生した時に被害が拡大しやすいというリスクがあります。

 

これからマイホームを建てる方は、
収納スペースのサイズもさることながら
「家具や部屋との位置関係」「家事の動線」も考慮の上で
場所を決めることをオススメします。

 

ちなみに、中には、畳の下やスキップフロアの段差部分を活用して
収納スペースを設けているケースもあります。
いわゆるデッドスペースと言われる空間ですから、
これを生かすも殺すも自分次第ということですね。